Demagogueを見破る必要性

 非常事態・異常事態・緊急事態の際にはdemagogueが付き物,根拠のない噂(とすら呼べないもの)をまき散らします。それを吟味し,情報を読み解いていくことが求められます。
(「情報を精査する」とは「都合のよい情報を選び取る」ことではない)


 ISISに拘束されている2人の日本人のうち1人が殺害されたという画像(動画だが画像は動いていないという)が公開された際,coffeeは「後藤健二は、思いっきりテロに加担している!」と言ってのけました。
 同じ画像にある湯川遥菜氏の殺害について「信憑性は確かではない」とか「もしも湯川遥菜さんが本当に殺害されたとしたら」とか前置きを付けているのに対して,後藤氏については何の前置きもなく断定したのです。

 画像と音声が連動しているわけでもないのに,「テロに加担する後藤健二の画像と音声」と断定していますが,そもそも後藤健二氏の声を知らない人が,音声を本人のものと断定できることの方が不思議です。テレビ番組では音声分析をしているものもあるようですが,テレビを見て断定したとなると,単なる受け売りに過ぎません。
 また,これが後藤氏本人のものであったとしても,本人の意思を反映しているという根拠に欠けるのであって,「脅迫を受ける→ISISの要求を読み上げる」が「テロに加担」に直接結びつくと断定するのは論理飛躍です。
(もし「ISISの要求を読み上げる」ことが即「テロに加担」と断定できるのならば,誘拐された被害者が「身代金を支払ってください」と言うのも「誘拐犯に荷担」することになる)


 こういう物言いは,脅迫を受けた時にどのような行動が取れるかということについて想像力が足りないとしか言いようがないものであり,自分がそのような状況に陥ったことがない,あるいは陥ったことがあったとしても誰かに思考を任せていたことが容易に想像できます。
 実際問題としてはcoffeeのような手合いこそ「平和ボケ」に陥っているのであり,「憲法9条」に保護されているのはむしろこのような者達であると言わざるを得ません。このような手合いが「憲法9条改正」を叫び,他人を「平和ボケ」呼ばわりすること自体,噴飯物でしかないのです。

 「安全な」日本に居てテレビ・インターネット“など”で“しか”情報収集できていないのに,このように無責任な流言を飛ばす手合いなど,毫も信用するに値しないのであります。

 普段自分を「日本国民」と誇り,他人に「日本国民」らしさを求める手合いは,この「恥知らず」のdemagogueを“こそ”糾弾するべきだと思いますがね。

参考
正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現:殺された湯川遥菜氏の写真持ちテロに加担する後藤健二の動画・安江塁、有田芳生、石田城孝らの責任
 http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5712.html

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この記事へのコメント

coffee
2015年01月26日 23:07
後藤健二が与えられた文章を読ませられていることくらいは分かっているが、何か?
音声が本人がどうかは見解が分かれているが、どちらかというと本人の可能性が高そうだ。
仮に本人の音声じゃなくても、イスラム国に行ったこと自体がいい迷惑なんだよ!
日本にもヨルダンにも大変な迷惑だ!
行ったのが間違いだったし、騙せて捕まった時点で、即座に死ぬべきだった。
2015年01月27日 08:28
>後藤健二が与えられた文章を読ませられていることくらいは分かっているが、何か?
>イスラム国に行ったこと自体がいい迷惑なんだよ!
>行ったのが間違いだった
>捕まった時点で、即座に死ぬべきだった。

 分かっていて流言を飛ばすのはより悪質ですね。
 また,「イスラム国」に行って捕まったのは湯川氏も同じことなのに,その点において“すら”後藤氏“だけ”を執拗に批判しているのは,何らかの意図があるということでしょうかね。

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