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zoom RSS 自分のことしか考えていない人たちの自己満足

<<   作成日時 : 2017/04/08 15:44  

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 「テロを防がなければならない」という思いと,「テロ等準備罪でテロを防ぐ」という現実的な効果とはつながらないことに注意が必要である。そして,これを無理につなげようとしたとき,無理やりの手段を執らなければならないのは警察や検察であり,法律の拡大解釈を誘発する可能性が大きい。

 これを審議入りさせる前に,自民党は直近のロシアの地下鉄テロルを持ち出してくるという頭の悪さを露呈している。過去に犯歴のない個人が組織から教唆を受ける類のテロルは,組織の構成員が準備するものではないので,この法律では事前に検挙することが難しい。検挙できるとすれば,すでに存在する何らかの準備罪で対応する場合であり,そうなるとこの法律が特に必要になるわけではない。逆に,もしこの法律を根拠として事前検挙が可能ならば,法案の説明に不正確な点があったということになる。

 自民党や安倍政権にとって「テロ等準備罪を成立させること」は,日本の安全を守るという表向きの目的の裏に,大きな価値を持つ法律を成立させることで自己満足を得たいという目的もあるのだろう。
 しかしながら,効果の説明は曖昧なのに,「副作用は起こり得ません」となぜかここだけ自信満々に言ってのけるところを見ると,どうやら本当に,法の運用についてはわざわざ条文に書かなくても,自分たちの思うような法の運用しか起こり得ないと考えているようにも見える。

 このような,自分の論理すら整理できない「頭の悪い人たち」に大きな権力を与えることには危険が伴うのであるが,その危険性を認識できない「頭の悪い人たち」,特に自分を「愛国者」だと自認している人たちが支持しているのである。
 そして「頭の悪い愛国者たち」は,籠池の事例を目の当たりにしても,なお自分が籠池のように簡単に切り捨てられてしまう明日を想像できないのだろう。「テロ等準備罪」で真っ先に検挙されるのが「愛国者である自分」でないという根拠は何処にもないのだが。

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