Eric Prog

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zoom RSS ものには言い方があるのだが

<<   作成日時 : 2009/09/26 14:19   >>

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 メールマガジンでこの件については見ていた筈なのに,見過ごしがあったようで,反対運動の実施を見て改めて考えることになりましたとさ。

 9月6日に開催された,日本僑報社の段躍中が主導する中国語サロン「漢語角」で,「華人参政支援協会」の設立が発表されました。誤解の無いように言っておくと,「華人」なので当面は既に日本国籍を有している中華人民共和国出身者を指すのだと思われますが,段躍中のサイトにある説明を見るに,この方針には疑問を持たざるを得ません。


 説明の中で段躍中は「華人参政シンポジウム開催を通して華人の参政意識を向上させ」などもっともらしいことを言っていますが,目的の中には「影響力のある華人政治家を養成する」という一文も含まれています。段躍中の日本語の癖を考慮しても,これは一体どのような意味を含むものなのか,それはやはり疑問に思わざるを得ないところがあります。

 説明の中では「アメリカ、カナダ、マレーシア、ヨーロッパ各国からは華人による政治参加のニュースが絶えず伝えられて来ている。在日華人の政治参加も歴史的必然である」とも述べられています。確かに中華人民共和国出身者で日本国籍を取得した者が政治に参加するようになるのは時間の問題でしょう。しかし,それはやはり未だ多数を占めるネイティブの理解と了解を推し進めた結果として為されるべきものであり,歴史的必然だからそうならなければならないというものではありません
 段躍中などがやるべきは,こういった国籍取得者(移民)の政治参加に否定的な手合いとの交流の中で在日華人の政治参加を進めることなのに,設立を「漢語角」の中で発表するというような,正に「お仲間」たちだけでこのような組織の設立を進めていくという,何とも感じの悪い形で行われていることには,やはり不快感を覚えざるを得ません(人民網に示されている支持団体など「お仲間」達でしかない)。



 さて,coffeeのような手合いは外国人参政権問題と絡めてこのことを論じたいようですが,実際今問題となるのは,華人参政支援協会の意図が「日本国籍を獲得した(帰化した)元中華人民共和国籍の人々を纏め上げる」ところにあることです。
 日本国籍を獲得した以上,参政権の行使自体は問題とならず,外国人参政権問題を持ち出しても「論点を反らしている」として躱されてしまいます。
 こうなってくると,もはや外国人参政権問題は後回しでも構わないのかも知れません。日本国籍華人が多くなっている現状では,彼らを1つに纏め上げることが出来れば,新しい法律の成立を待つことなく影響力を行使できるようになるということであり,それによって外国人参政権を実現させれば良いことになるのですから。
 つまり,外国人参政権反対だけではもう時代遅れになるかも知れないのです。


 「華人参政支援協会」の問題は,coffeeが珍しく福島瑞穂を褒めている記事の中で外国人移民受け入れについて述べていることと繋がってくるものがあります。
 単に外国人移民を「労働力」としてしか捉えられない人たちにとっては,(安い)労働力が国内に流入してくるのは,外国に進出するリスクを回避できる点でも,国内にいながらにして人件費を抑制できる点からも,非常にありがたいことでしょう。しかし外国人を受け入れれば,将来的にはその人たちが移民として国籍を獲得するかも知れないので,どのように対処するのかということは考えておく必要があります。また,その人たちはネイティブ同様の権利を得るのですが,当然参政権も得ることになる訳で,政治的な影響力が行使されるということについて,受け入れた側も考えていく必要があります。また,その人たちが1つの圧力団体を形成する可能性もある訳で,どのように対処するのかということも考えられる必要がありますし,そもそも日本国籍を獲得すれば,「安い労働力」という魅力は無くなる(無くならなければならない)のですが,その点についてはどのように考慮されるのかという問題もあります。
 以前少しだけ話題になった「英語公用語化」にしても,「1000万人移民受け入れ」にしても,それがもたらす影響の大きさをどの程度考慮して俎上に出てきているのかが非常に不明瞭な点で,やはり疑問を呈さざるを得ないというところです。


 段躍中は,在日華人の中でオピニオンリーダーの地位にある人物です(特に湖南人にとって)。このような事象で,その説明を読む限りにおいて問題にするべきは,一般的問題ではなく,段躍中が合法的に中華人民共和国出身者を纏め上げ,そこから日本の政治を操ろうとしているという意図が見えてくることです。
 これは外国人参政権問題よりも大きな問題であり,如何なる形であれ目標とする国に移民を送り込んでしまえば,その人たちを使って政治的影響力を行使しようと考えることが出来るということを示すものとなっています。
 さらに大きな問題は説明が言うところの「政治参加」です。既に日本国籍を有している中華人民共和国出身者の「政治への参加、関与」が十分ではないと言いますが,何をすればそれが十分であると言えるのでしょうか。必要なのは個々人の政治参加に対する意欲であり,それを高めることです。その結果として,彼らの利害が一致したときにオピニオンリーダーが具体的な方向性を示す(手助けをする)のであれば非常に大きな意味があることでしょう。しかし,オピニオンリーダーが(トップダウンで)纏め上げるのは,個々人の政治参加に対する意欲を高めることではなく,単に政治に参加、関与させているだけで,それは,少なくとも日本という自由主義国家においては,好ましいことではありません。


 さらに言えば,説明においてはどうも中華人民共和国出身者の利害が1つに纏まる(単一である)と考えられているような感じがしますが,そもそも多民族、多文化国家であるところの中華人民共和国において,利害が1つに纏まる(単一である)ということがあり得るとすれば,それは何らかの要因によって作られたものであり,当然疑ってかかるべきであると言うことができるということは忘れてはならないでしょう。


 段躍中のように,在日華人のオピニオンリーダーになり得る者が,在日華人を纏め上げて政治的影響力を行使しようとするとき,そこで代表される利益が一体何なのかということは非常に大きな問題です。
 もし「祖国」の利益代表となるのであれば,その考え方は非常に大きな誤りを含むものなのですが,説明ではその点について触れられていません。在日華人の政治家を国会に送り込むとして,一体何の利益を代表させるのかということが分からない以上,受け入れる側としてはあらゆる可能性を考えておく必要があります。目的の詳細はともかくとして(単純に在日外国人の地位を上げることだけだとすれば,それはそれで尊重できる部分はあるとしても),如何なる目的にも適用できる書き方をしている以上,最悪の事態(これを最も都合悪く適用された場合)をも考えておく必要があるのです。

 華人参政支援協会の設立趣旨は「在日華人、華僑の利益のためには,もはや日本の政治をネイティブの日本人に任せておけない。華人を政治の場に送り込んで自分たちの利益を代表させよう」ということではないかと考えますが,この趣旨が節度を無くした時,この国の政策が華人、華僑の利益を最優先することになるという可能性を完全に否定することは出来ません。
 (例え「ネイティブの日本人に任せておけない」としても,その変革のために同胞の日本国籍獲得者を使おうというのには,中共が中華人民共和国内で行っている占領政策と同じ思想を感じざるを得ない)

 以上考察したように,華人参政支援協会の設立趣旨は非常に大きな危険を含むものですから,華人参政支援協会が真に日中友好を目的とするものであり,日本国侵略の意図を含むものでないとするならば,この趣旨は書き換えられる必要があると考えますし,これを変更しないとするならば,華人参政支援協会は華人による日本支配を意図していると判断します。そして,私自身はこれを支持せず,この活動を批判し続けることになることも併せて申しておきます。


補足
 段躍中に関しては,段躍中のWeblogがあるので参考にしたいところですが,諸々の事情により閲覧できないので,興味のある方はご覧下さい。


参考
日籍華人参政支援協会
 http://rjhr.duan.jp/
人民網日本語版:在日華人が「華人参政支援協会」を設立
 http://j.peopledaily.com.cn/94473/6751213.html
新華網:日本侨团创办首个华人参政支援协会
 http://news.xinhuanet.com/overseas/2009-09/07/content_12009926.htm (中国語普通話)
日本僑報電子週刊バックナンバー:第872号
 http://archive.mag2.com/0000005117/20090909101437000.html

正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現:福島「移民受け入れは慎重であるべきだ」・福島瑞穂(消費者・少子化担当相)「労働力不足を理由に移民を受け入れることは慎重であるべきだ」・外国人参政権反対行動・26日池袋西口交番前・27日秋葉原公園前
 http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/41896353.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
支那人は、史上最悪の外来生物です。
国民は外国人への参政権付与に反対しています。
また、外国人参政権付与は憲法違反です。
絶対に実現してはならないことです!
deliciousicecoffee
2009/09/27 05:12
>coffee氏
華人参政支援協会の脅威は,「同胞」の日本国籍取得者(法的には「外国人」ではない)を手段として使おうとしている点にあるのですがね。
Eric Prost
2009/09/27 09:49

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