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zoom RSS 首を絞めかねない

<<   作成日時 : 2007/04/20 01:24   >>

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 4/19付の朝日新聞朝刊を見ると,「土井たか子氏が提訴」という小さな見出しの記事がある。
 それによると…

 月刊誌「WiLL」が社民党元党首の土井たか子氏が朝鮮半島出身であるかのような記事を掲載したことに対し、土井氏は18日、事実に反し、信用や名誉などを毀損(きそん)されたとして、発行元のワック・マガジンズ(東京)と代表者等を相手取り、(…中略…)訴えを神戸地裁に起こした。

 訴状によると、同誌は(…中略…)「土井氏は知る人ぞ知ることではあるが、本名『李高順』、半島出身とされる」などと言及した。土井氏側は「事実無根の捏造(ねつぞう)記事で、土井氏に対する取材に基づかない一方的な推測で作成したものだ」と主張している。

 この記事の流れは,私には「朝鮮半島出身」→「事実に反する」→「名誉毀損」となるように見える。半島出身とされたこと」が問題なのか,「事実に基づかないことを書かれたこと」が問題なのかという疑問はあれど,結局のところ「半島出身とされたこと」が「名誉毀損」に当たると思っているように読み取れる。
 だとすると,「半島出身」という事実は,名誉を貶めることだというのか? これ自体かなり問題発言であるな。しかも,土井氏の場合,出生時朝鮮半島は日本の統治下であるから,別にそれ自体が何らかの問題を持つものだとは思えない。問題としているのは「本名『李高順』」の部分か。

 本筋とは関係なくなるが,それにしても「本名」って何だ? 生まれたときに付けられた,単なる「記号」に過ぎない名前に一生縛られなければならないと考えるWiLLの記事を書いた奴も問題ではあるな。

 閑話休題。この記事のどこが土井氏にとって問題なのか。もし,朝日新聞の記事通りであるならば,土井氏らしからぬと言うか,いや,逆にらしいと言うか…,実に差別的な訴えだと思う訳だ。

 普段から半島出身者を差別的に扱っている人が,こういう時に「名誉毀損」と言ってのけるのなら,それは普通に受け止められることであり,普段からの差別的態度を問題にすることはあっても,それ自体をのみを取り上げて問題視することはない。

 しかし今回は,普段こういった差別問題には敏感なはずの土井氏の行動である。何が名誉毀損に当たるのかをはっきりさせ,争点を明確にする必要があるかも知れない。今回の報道が朝日新聞の誤解に基づくものならば尚更だ。このままではただの民族差別者でしかない。

 …それとも,朝日新聞の記者の方に差別的な意図があるのか?

 こういった部分に,普段差別問題をどう捉えているかということが現れてくるのではないかと思う。

 …ところで,何が問題なのだったっけ?

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