Eric Prog

アクセスカウンタ

zoom RSS 勝てるチームと勝てないチーム

<<   作成日時 : 2006/10/17 23:41   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 NFLは第6週,CHIベアーズ対ARIカーディナルズの試合を見ました。
 この試合では「勝てるチーム」と「勝てないチーム」との差が如実に現れていました。

 前週から新人QBM.Leinartを先発させているカーディナルズにとっては,前週見事な逆転負けを喫したが,今週はどうかというのが注目点です。
 1stQに2パスTD(Rackers kick)で14点を先取したカーディナルズが前半終了時点で20−0と大きくリード。一方のベアーズはQBR.Grossmanが大乱調,2インターセプトと2ファンブルロストで独り相撲。どちらが4連敗中でどちらが5連勝中か分からないような展開にホームカーディナルズファンのお客さんも私も大興奮。

 しかし,両チームFGを1本ずつ(CHI-R.Gould23y,ARI-N.Rackers29y)加えて3−23,カーディナルズリードで迎えた3rdQ終盤に試合が動きます。ブラインドサイドからノーマークで飛び込んできたベアーズDEのタックルにM.Leinartがたまらずファンブルロスト,リカバーしたSSM.BrownがそのままリターンTD(Gould kick),10−23とします。

 4thQに入ると,リードしているカーディナルズはラン攻撃中心で時間つぶしにかかりますが,思うように時間をつぶせません。一方ベアーズも2連続インターセプトでオフェンスは崩壊状態,試合は膠着するかに思われました。
 ここでまたカーディナルズオフェンスのミスが試合を動かします。RBE.Jamesがファンブルロスト,これがそのままリターンTD(Gould kick)につながり,ベアーズが6点差とします。

 それでも時間を潰したいカーディナルズ,約2分をつぶして残り約3分,相手オフェンスに攻撃権を渡す…はずのパントでまたも試合が動きました。ベアーズPRD.Hesterが83ヤードのパントリターンTD(Gould kick),24−23とついにベアーズが逆転しました。

 今度は追い掛ける立場となったカーディナルズ,しかしまだ1点差。M.Leinartがshotgunからパスを小気味よく投げて敵陣22ヤードまで到達。ベアーズはタイムアウトを使い果たしてその後の反撃に備えます。
 しかし,反撃の必要はなくなりました。カーディナルズKN.Rackersの40ヤードFG失敗(Wide Left)によりThe end,ベアーズが劇的な逆転勝利を飾りました。

 …とまあ,こんな試合だったわけですが,ベアーズのTDを見てみると,全てリターンTDで,オフェンスによるものは1つもありません。それどころか,オフェンスは6ターンオーバーを喫し,獲得ヤードでもカーディナルズを大きく下回るというボロボロぶりでした。いくらベアーズがディフェンスの強いチームと言っても,やられすぎです。
 なのに,試合に勝ったのはベアーズなのです。

 そして,これが「勝てるチーム」の1つの形なのです。オフェンスに得点力がなくても,ディフェンスやスペシャルチームが得点をお膳立てする(あるいはそのまま得点してしまう)ことができることは「勝てるチーム」の条件の1つでしょう。
 そして,流れを変えることができると言うのも重要です。この試合,ベアーズは前半終了時0−20でリードされていたのです。そこから後半に流れを変えて逆転にこぎつけたのです。
 この条件,近年の最強チームペイトリオッツが備えているものでもあります。

 一方のカーディナルズ,こちらは「勝てないチーム」の典型なのです。
 点は取れ,ディフェンスもビッグプレーができ,それなりによい試合ができる。なのに勝利に結び付かない。原因は何かと言えば詰めが甘いこと。
 この試合でも前半20点リードしていたのです。しかし,後半リターンTD3つで逆転されてしまいました。直接の原因はオフェンスラインのブロックミス,ランナーの中途半端なボール保持,パントチームのカバーミスです。しかし,それ以外にも要因がありました。
 カーディナルズの場合は,反則。オフェンスに反則が多く,ボールを思うように進められない状況が存在していたのです。それ故の2FGが敗戦の遠因となっています(1つでもTDを取れていれば状況は変わった)。
 あと,カーディナルズは後半30分のうち19分近くボールを持っていたのに3得点。いや,それよりも21失点の方が大きいでしょうか。
 「勝てないチーム」が負けるとき,接戦になるのが質の悪いところです。接戦になるから,何となく「惜しかった」と思ってしまい,このままでも次は勝てるだろうという楽観的な気持ちになってしまうのです。こうなると,勝てないスパイラルに陥って,是正しなければならない部分に考えが至らなくなってしまいかねません。
 今のカーディナルズは正に勝てないスパイラルに陥っています。QBM.Leinartは「そろそろ勝てそう」なのですが,このままでは「なかなか勝てない」のです。

 接戦で負けが続いているチームはひょっとしたら勝てないスパイラルに陥っているかも知れないのである。スパイラルから抜け出すためには,何かが変わらなければならない。BucsがQBを怪我で欠いてからそれなりの試合ができるようになったように…。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
勝てるチームと勝てないチーム Eric Prog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる